新潟市江南区亀田地区の飲食店で、亀田産コシヒカリを使ったオリジナル丼を味わえるイベントが２８日まで開かれている。イタリア料理店など普段は丼料理を提供していない店舗を含めた１４店舗が参加し、ローストビーフやマグロの刺し身などを使った多彩なメニューを用意した。

　米の消費量が年々減少する中、地元産米のおいしさを感じてもらおうと、亀田地区の生産者らでつくる江南区農産物ＰＲイベント実行委員会が初めて企画。ステーキ丼や鶏肉丼、海鮮丼など、各店舗がそれぞれの特徴を生かしたメニューを用意した。

　東船場１の「福来（ふくらい）酒場　笑門（えもん）」では、牛ハラミ肉を備長炭で焼き、特製だれに漬けた牛ハラミ丼（８００円）を提供する。おかみの山本愛さん（４２）は「おいしい亀田のご飯がどんどん進む。店内でもテークアウトでも味わってほしい」と話した。

　期間中、３店訪れた人にコシヒカリが抽選で当たるスタンプラリーと、写真共有アプリ「インスタグラム」を使った写真コンテストもある。