大会概要を決めた金沢マラソン組織委員会=金沢市内のホテル

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ボランティアに出場枠 金沢マラソン 3月、キックオフイベント

北國新聞(2021年2月26日)

 金沢マラソン組織委員会は25日、金沢市のホテル日航金沢で会合を開き、ボランティア優先出場枠を新設するなど10月31日に開催する第7回大会の概要案を承認した。ボランティア優先枠は先着100人となる。
 優先出場枠のボランティアは5月上旬から募る。10月28、29日の両日、ランナーへの配布物の袋詰め作業などを担ってもらう。
 今秋はコロナ対策を徹底した上で、通常のマラソン大会と、昨年に続くオンライン大会を各1万人の定員で実施する。
 通常の大会は出場者を国内在住者に限定し、定員を前回から3千人減らした。コロナ感染予防で、出場者を2組に分け10分の時間差でスタートする。一般募集は5月14日~6月21日で、当選発表は7月16日を見込む。参加料は感染防止対策費の追加などで、6千円増の1万6千円となる。
 スマートフォンアプリを用いるオンライン大会は9月10日~10月10日に開催する。従来の「フル」(42・195キロ)に加え、半分の「ハーフ」、100キロの「ウルトラ」、家族2人で一緒に10キロを走る「ファミリーラン」を新設。7月16日から申し込みを受け付ける。
 会合では、3月20日に北國新聞赤羽ホールでキックオフイベントを開催することも報告された。アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんのトークショーなどを予定する。
 コロナ対応では、感染症対策室の新設が了承された。会合後の第1回会議で予防対策マニュアルが承認された。必要に応じて改訂していく。感染拡大時の中止検討について、組織委会長の山野之義市長は「エントリーの開始や当選発表のタイミングを考えている」と話した。
 金沢マラソン組織委員会は石川県、金沢市、北國新聞社などで構成する。

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