今春のふくい桜まつりは、福井を舞台にしたテレビアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」とのコラボ企画を展開する。登場キャラクターを配したイラストによるPRを2月25日始めたほか、3月下旬からは福井市のまちなかを巡る全長2・43キロの散歩コースを設定。桜の名所では、キャラクターをあしらった「桜カード」を配る。
テレビアニメ「2.43-」は、県内の高校の男子バレーボール部が全国大会を目指す青春小説が原作。1月から放映されている。
ふくい桜まつりのPRイラストは、足羽川桜並木を背景にキャラクター6人が描かれている。北陸新幹線沿線駅構内やJR福井駅周辺の店舗などに掲示する。
2・43キロの散歩コースはJR福井駅-足羽神社間を設定する。福井城址(じょうし)や愛宕坂など6カ所にチェックポイントを設け、キャラクターのイラストをあしらった案内看板でクイズを設問。すべて正答すると、抽選で県内の特産品やアニメのグッズが当たる。ポストカードの参加賞もある。
キャラクターをあしらった限定デザインの桜カードは、市内外の桜の名所15カ所で各500枚を配る。
散歩コースのクイズと桜カードの配布は3月20日~5月5日を予定している。
ふくい桜まつり実行委員会は「アニメの放映を、福井の桜を知ってもらう機会にしたい」としている。