1階エントランスに設置された「森のコースター」

1階エントランスに設置された「森のコースター」

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木製からくり遊具設置 TOYAMAキラリ

北日本新聞(2021年3月5日)

 森林が育つ様子を表現した木製のからくり遊具「森のコースター」が、富山県富山市西町のTOYAMAキラリ1階エントランスに設置されている。訪れた人たちが遊びながら、緑について学んでいる。

 内閣府の「SDGs未来都市」に選ばれている富山市が、市民に環境保護への理解を深めてもらおうと置いた。2012年から東京都内で展示されていたものを、所有元の三菱商事から譲り受けた。

 縦と横3・7メートル、高さ2メートルのジェットコースターのような遊具。一つの種から森が再生する様子を表したからくりが所々に配置されており、桜の木でできたボールをコースに転がすと、からくりが動き出す。コースは1周約40メートルあり、ボールが約30秒でゴールにたどり着く。

 市の担当者は「自由に楽しんでもらい、環境保全について考えるきっかけになればいい」と話す。

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