人工芝のちびっこゲレンデでそり遊びを楽しむ園児たち=3月18日、福井県敦賀市総合運動公園

人工芝のちびっこゲレンデでそり遊びを楽しむ園児たち=3月18日、福井県敦賀市総合運動公園

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芝ゲレンデ24年ぶり改修、園児初滑り 敦賀市運動公園

福井新聞(2021年3月19日)

 福井県敦賀市総合運動公園にある人工芝ゲレンデ「ちびっこゲレンデ」が24年ぶりにリニューアルし18日、地元の保育園児を招いた内覧会があった。園児たちが滑り初めし、青空に歓声を響かせた。4月1日に正式オープンする。

 ゲレンデは1989年3月に完成。97年に人工芝の全面張り替え工事が行われた。人工芝が劣化し、斜面からはがれるなどしたことから昨年4月に使用禁止とし、全面改修を行った。

 滑走部は滑りやすい人工芝を採用。一方でスタート部とゲレンデ下部や両脇には、コースからの飛び出しなどを防ぐためにブレーキが利く人工芝とし安全性の向上を図った。総事業費は約3950万円。

 滑り初めを楽しんだのは沓見、粟野、木崎保育園の年長児約60人。沓見保育園の園児は「マットがふわふわした。そりは速くて楽しかった」と笑顔。別の園児は「シュンって滑って楽しい。母ちゃん父ちゃん兄ちゃんとまた来たい」と話していた。

 ゲレンデは小学生以下が利用できる。高低差4・5メートル、長さ30メートルの初心者向けと、高低差9・6メートル、長さ50メートルの上級者向けの2コース。ふれあい広場内にあり、総延長415メートルのローラー滑り台と合わせて楽しめる。市によると2010年度から19年度は年平均2万5千人が広場を利用した。

 入場料は100円(4歳以上)。利用は3月1日~12月20日までの午前9時~午後4時45分まで。月曜と、祝日の翌日は休園。

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