完成したガイドブックと生活マップを手にする五十嵐さん(左)と飯沼さん

完成したガイドブックと生活マップを手にする五十嵐さん(左)と飯沼さん

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万葉線沿線"推し"紹介 富山大サークルがガイド本

北日本新聞(2021年4月3日)

 富山大芸術文化学部のサークル「高岡HUB(ハブ)計画」が制作していた高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線沿線の魅力をPRするガイドブックが完成した。「和」をテーマに寺や神社、喫茶店などを取材し、若者目線で紹介している。 (村田仁美)

 高岡HUB計画は高岡駅を核として高岡市を活性化させようと活動。3年前には市内の沿線の飲食店や名所をテーマにした冊子を発行している。今回は高岡、射水の両市を対象とし、沿線の神社仏閣や和風の飲食店など18カ所を取材。メンバーら10人で分担し、見どころを記事と写真、イラストでまとめた。

 「地元の人も知らない地元の魅力」をコンセプトに、実際に町歩きをして取材対象を選んだ。「普通の情報誌ではなく、学生目線を大切にして、自分たちが面白いと思った所を取り上げた」とリーダーの五十嵐悠さん(4年)。メンバーお気に入りの商品や場所を「推しポイント」として紹介している。

 スーパーや病院など、生活に密着した沿線の施設を取り上げた「生活マップ」も作成。いずれも5千部発行し、万葉線車内で配布しているほか、高岡駅などにも今後置く予定。副リーダーの飯沼友梨さん(同)は「冊子を見て興味を持ち、電車で訪れたいと思ってもらえたらうれしい」と話した。

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