県と富山市が共同運営するクルーズ船「富岩水上ライン」は17日、今シーズンの運航をスタートし、乗船者が運河クルーズを楽しんだ。運航は11月23日まで。
新型コロナ感染防止のため、乗船定員を約半数に減らし、利用者にはスマートフォン用接触確認アプリ「COCOA(ココア)」をインストールしてもらう。
同市の富岩運河環水公園で開始式があり、助野吉昭県地方創生局長があいさつ。五十嵐務県議会議長らが加わり、テープカットした。
雨が降りしきる中、スタイリッシュなデザインのソーラー船「kansui(かんすい)」が第1便として出航。式の出席者ら約20人が乗り込み、園内を周遊しながら景色を満喫した。
昨シーズンは新型コロナの影響で約3カ月運休し、利用者数は前年比47・8%だった。