高岡市上下水道局は、国重要文化財・勝興寺(同市伏木古国府)をモチーフにしたマンホールのふたを紹介する「マンホールカード」を、25日から同寺で無料配布する。
ふた本体は、昨年冬に同寺周辺に設置された。今年3月末に完工した同寺の「平成の大修理」に合わせた修景事業の一環で、本堂とカタカゴの花が描かれている。
マンホールカードは下水道事業のPRのため各自治体が発行しており、市内では雨晴海岸をデザインしたカードに続く第2弾。全国同一規格で縦8・8センチ、横6・3センチ。表にふたの写真、裏にはデザインの由来が記されている。
同寺近くの伏木北前船資料館では25日から5月5日まで、同じデザインのマンホールコースターを各日100枚限定で配る。同局の担当者は「伏木地区を周遊してもらうきっかけになればいい」と話した。