福井県内の絵画愛好家でつくる「向日葵(ひまわり)の会」の作品展(福井新聞社後援)が、福井市の県立美術館で開かれている。思い思いに描いた水彩や油絵など約70点が並ぶ。5月2日午後4時まで。
福井市の洋画家、故雨森一仁さんの教え子らで1999年に結成。40代から80代までの会員13人が同市の県生活学習館で月2回、腕を磨いている。
福井市の男性は「えんどうさん」は、東日本大震災で津波被害を受けた宮城県南三陸町の防災対策庁舎をモチーフにした水彩画。10年前の悲しみを忘れないとの思いと祈りが伝わってくる。