高気圧に覆われた6日の県内は青空が広がり、最高気温は富山23.9度、魚津23.5度と6月上旬並みとなった。南砺市井波の井波別院瑞泉寺では、フジの花が見頃の終盤を迎え、古刹(こさつ)を彩っている。
境内のフジは樹齢約90年とされ、約120平方メートルにわたり藤棚が広がる。風が吹くと花は揺れ、甘い香りが漂った。訪れた人は藤棚から垂れ下がる薄紫色の花を写真に収めていた。
新潟地方気象台は同日、北陸地方は15日ごろから気温が高くなる可能性があるとして、農作物の管理などに注意を呼び掛けた。