1964年の東京五輪にまつわる品が展示されている企画展=5月1日、福井県福井市の県立歴史博物館

1964年の東京五輪にまつわる品が展示されている企画展=5月1日、福井県福井市の県立歴史博物館

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1964年の東京五輪熱気伝える企画展 福井県立歴史博物館

福井新聞(2021年5月9日)

 1964年の東京五輪や当時の福井の暮らしを紹介する企画展(福井新聞社後援)が、福井県福井市の県立歴史博物館で開かれている。県内出身選手が開会式で着用した制服をはじめ、県内の聖火リレーの写真、福井新聞の記事など約200点を展示している。6月13日まで。

 開会式の制服は赤ブレザーと白ズボン。射撃ラピッドファイアピストルに出場した落合治さん(89)=越前市(旧今立町)出身=から寄贈された。胸元に日本の国旗と五輪マークがあしらわれ、収納箱には「御健斗をお祈り致します」との文字が書いてある。激励寄せ書きも展示している。

 聖火リレーのコーナーでは、県内で実際に使われたトーチのほか、聖火走者の写真や走った場所の地図が並ぶ。新聞記事は開幕から閉幕までの1面を紹介。連日大見出しで日本のメダルラッシュを伝えている。

 このほか、東尋坊タワー完成や特急雷鳥の運転開始など当時の県内の出来事も写真で知ることができる。

 入館料一般100円、70歳以上と高校生以下無料。休館日は5月12日と26日~6月4日。

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