ホタルを観察する会員=小松市のこまつの杜

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ホタルの光 今年も確認 こまつの杜で「スクスク会」

北國新聞(2021年5月23日)

 コマツOBでつくる「みどりのこまつスクスク会」は22日までに、小松市のこまつの杜(もり)でホタルの成虫を確認した。同会のホタル飼育チームは約10年前からホタルの定着を目指す活動をしており、会員は今年も光を発して飛び交うホタルの姿に喜びをあらわにした。

 同会は市街地でもホタルが舞う空間をつくろうと、JR小松駅近くに同施設が設けられた2011年から水草の手入れや餌となるカワニナの管理などに取り組んでいる。15年からは卵からの飼育も行っており、施設内で成虫が産卵し、ふ化して育てることに成功している。

 昨年は卵からふ化した幼虫145匹を放った。ホタルの出現は17日から始まり、21日までに計17匹を確認した。同会によると、観測時期は例年より1週間程度早く、24日ごろにピークを迎えるという。

 亀田孝一チーム長(68)は「小松に新幹線が来るまでに、こまつの杜をホタルが飛び交う場所にしたい」と話した。

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