氷見漁港に水揚げされた100キロ級のクロマグロ(手前)。奥に20キロ台のメジマグロが並ぶ

氷見漁港に水揚げされた100キロ級のクロマグロ(手前)。奥に20キロ台のメジマグロが並ぶ

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100キロ級クロマグロ 氷見漁港に活気

北日本新聞(2021年6月11日)

 氷見の初夏の風物詩、マグロの水揚げが最盛期を迎えている。10日は氷見漁港に100キロ前後のクロマグロ(本マグロ)が2本、幼魚のメジマグロ(30キロ未満)が数十本水揚げされ、活気づいた。

 氷見沖では例年5月の大型連休明けから6月下旬にかけてマグロのシーズンを迎え、県内の大部分が水揚げされる。今年も連休明けから定置網に入り始め、これまでに100キロ以上が数本揚がっている。

 ただ、新型コロナの影響で宿泊施設や飲食店の需要は低迷。巻き網漁で大量に水揚げしていることもあり、市場価格は安めで推移しているという。

 氷見漁協は「メジマグロは安定している」としており、資源保護のため設けられた漁獲量制限の上限を超えないよう調整している。

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