小矢部市中心部の商店街朝市「よってかれマーケット」の実行委員会は、20日の営業開始を前に、品ぞろえを充実させた。農産品が中心だったラインアップに、道の駅メルヘンおやべで販売されている銘菓や加工品、卵などを新たに加えた。買い物を楽しんでもらい、街のにぎわいにつなげたい考えだ。
よってかれマーケットは、市民有志や出品農家、商工会などでつくる実行委員会が5年ほど前にスタートさせた。出店者はピーク時の20店から10店余りに減少した。
地域活性化のため、新たに道の駅に協力を呼び掛け、駅の商品を"出張販売"してもらうことにした。仁光園の卵や有川花蜂園の蜂蜜、若林屋総本家や五郎丸屋の銘菓、ペコットの桜塩など、市内業者の20種類が新たに加わった。
15日に実行委メンバーが、開業前の打ち合わせのため、道の駅に集まった。委員長の田悟謙三北日本新聞小矢部西部販売店主は「中心部を活性化し、にぎわいの拠点として道の駅とつなぐ役割も果たしたい」と意気込んだ。
同マーケットは11月までの毎月第3日曜(8月のみ第2日曜)の午前7~8時、商工会館前で開く。