JA福井県は7月1日、丹生地区特産品のスイートコーン「ニュースイート」の目ぞろえ会を福井市甑谷町の圃場(ほじょう)で開いた。出荷規格や今後の管理方法などを確認した。
高い糖度が特徴の二ュースイートは2015年から栽培を始め、同JAは水田を活用した園芸品目としてブランド化を推し進めている。
今年収穫するニュースイートは生産者9人が3・5ヘクタールの畑に作付けした。7月下旬までに約9万本を収穫する予定。
この日は生産者やJA関係者など約20人が参加した。2日から始まる本格的な収穫を前に、同JAの担当者がMサイズから2Lサイズまでの規格や、出荷してはいけないコーンの特徴を説明したり、倒伏対策や乾燥した日が続く際に水不足にならないよう注意を促した。
生産者の男性は「今年は雨がちょうど良く降ったので昨年よりおいしいものが収穫できるだろう。多くの人に食べてもらいたい」と話した。