七夕の短冊を使ったモザイクアートが完成し7月3日、福井県の小浜市まちの駅・旭座でお披露目された。市の公認キャラクター「さばトラななちゃん」をイメージした作品が並ぶ。7日午後8時まで展示し、夜間はライトアップされる。
新型コロナウイルス禍でも地域を活気づけようと、小浜商工会議所青年部が昨年から実施している。6月下旬までに市民から募った短冊約5千枚で制作。市の補助金20万円を活用した。
屋外広場で行われた取り付け作業には、同部員ら13人が参加。「友達と楽しく幸せにすごせますように」「コロナがなくなりますように」などと書かれた短冊が張られた14枚のパネルを設置したり、短冊を一つ一つ丁寧にササに飾り付けたりした。
「ゲームソフトがほしい」と短冊に願いを込めた児童(6)は「ななちゃんがかわいかった。願い事がかなってほしい」と話していた。
ライトアップは午後7時~同9時。