高岡銅器協同組合(竹中伸行理事長)は28日、JR新高岡駅構内に銅製の風鈴約50個を取り付けた。8月26日まで、駅利用客を涼やかな音色で出迎える。
短冊に願い事を書いた高岡第一学園付属第一幼稚園の年長児29人と組合員10人が協力して風鈴を飾った。短冊には「コロナがおさまってマスクなしのせいかつがもどってきますように」「スケボーがほしいです」などと願いがつづってあった。
高岡銅器をPRしようと、同組合は1993年から毎年、高岡駅などで設置している。竹中理事長は「銅製の風鈴は昔から魔よけや邪気払いに用いられ、はやり病を封じるとも言われてきた。駅の利用客に音色で涼を感じてもらいたい」と話した。