高岡市中心市街地の夏の風物詩「高岡七夕まつり」が1日開幕する。関係者が31日、七夕飾りを取り付けた。新型コロナウイルスの影響を受けて開催は2年ぶりとなり、感染終息の願いが込められた短冊やちょうちんが街中を彩っている。7日まで。
末広町通りには高さ約12メートルの七夕飾り13本が並ぶ。うち2本には、医療従事者らへの感謝の思いを込めた青いちょうちんがつられた。御旅屋通りでは手作りあんどんが飾られ、ウイング・ウイング高岡には「願い短冊の杜(もり)」が設置された。
密集を回避するためステージイベントなどは取りやめる。クルン高岡などには願い事を短冊に書ける「願い短冊コーナー」を設け、笹竹を販売。収益の一部を県新型コロナ対策応援基金に寄付する。同コーナーなどを巡るデジタルスタンプラリーも行う。
まつり実行委員会、高岡市主催。北日本新聞社後援。