くす玉を割り、特別展の入場3万人突破を祝う子どもら=7月31日、福井県立恐竜博物館

くす玉を割り、特別展の入場3万人突破を祝う子どもら=7月31日、福井県立恐竜博物館

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「海竜展」入場3万人を突破 福井県立恐竜博物館

福井新聞(2021年8月1日)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)で開催中の特別展「海竜~恐竜時代の海の猛者たち~」(同博物館、福井新聞社主催)の入場者が7月31日、累計3万人を突破した。開幕16日目での3万人超えは、同博物館の夏の特別展で過去2番目の早さ。正面玄関前で、来館した子どもらが参加し記念セレモニーを行った。

 今回の特別展は7月16日に開幕した。31日午前に3万人を超えたことから、この日博物館を訪れた子どもら約20人にセレモニー参加を呼び掛けた。

 竹内利寿館長が「博物館で楽しい思い出をつくってほしい」とあいさつし、全員でくす玉を割った。参加した大阪府池田市の8歳の男の子は特別展を見て、「楽しい。(モササウルス類の)ティロサウルスなどがめっちゃすごかった」と話した。

 特別展では、モササウルス類や魚竜類といった絶滅した海生爬虫類にスポットを当て、その進化や生態を紹介。全長約13メートルのティロサウルスの複製全身骨格化石をはじめとした標本約80点や、魚竜類などが泳ぐ様子をコンピューターグラフィックスで再現した動画を公開している。10月末まで。

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