腹びれで抱卵することで知られるサラシンメダカ

腹びれで抱卵することで知られるサラシンメダカ

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国内外のメダカ集合 魚津水族館で15種150点

北日本新聞(2021年8月3日)

 国内やアジアで確認されている15種約150点を集めたメダカ展が魚津市の魚津水族館で開かれている。改良種がペットとして人気を集める一方で、野生種の絶滅が危ぶまれている現状を伝えている。31日まで。

 日本に生息するキタノメダカ、ミナミメダカを展示し、キタノメダカの生息域である県内でもミナミメダカが確認されていることを紹介。人為的な放流による遺伝子汚染が懸念され、生息地の消滅などとともに野生種激減の要因になっていることを解説している。

 愛好家が突然変異種をかけ合わせた赤、青などの体色の改良種も並べ、野生種との交雑につながる放流をしないよう啓発する。

 東山動物園(名古屋市)から借用した世界のメダカも展示。2018年にインドネシアで発見された新種のドピンドピンメダカや、腹びれで抱卵するサラシンメダカなどを並べている。

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