明治時代以降の福井県美浜町のスポーツの歴史を紹介する企画展「みはま、少し昔の体育・スポーツ展」が美浜町歴史文化館などで開かれている。同町が「ボートのまち」と呼ばれる契機となった1巡目福井国体のジャージーや写真など約20点が並ぶ。9月20日まで。
東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ、スポーツに興味を持ってもらおうと同館が企画した。
会場では1968年の福井国体で選手が着用した赤いジャージーのほか、ボート競技のパンフレットを展示。久々子湖初の全国大会で、コースなどが整備されたという。試合に出場しボートに乗る美浜町役場チームの写真もある。
64年の東京五輪で町内を聖火ランナーが駆ける写真のほか、明治時代に体育の授業で使われていた木製亜鈴、戦前ごろまで「プレイグラウンドボール」と呼ばれていたソフトボール競技の集合写真もある。
美浜町生涯学習センターなびあすでも昭和以降の写真14点が並ぶ。ともに月曜休館。