高浜の自然環境を生かしたスポーツの普及を目指そうと、ビーチスポーツ体験会が8月28日、福井県高浜町事代の城山海水浴場で開かれた。町内外の親子連れ約50人が、スタンドアップパドル(SUP)やシーカヤック、ライフセービングに挑戦、透き通った海や白い砂浜でのスポーツを楽しんだ。
高浜町教育委員会と同町の総合型地域スポーツクラブ「HIGH-BEACH(ハイ・ビーチ)」が協働で今年初めて企画。6月に続いて開催した。
浮具を使わず水に浮くライフセービング体験では、大の字になってどうにか浮こうとするが、怖くてつい力んで沈んでしまう子も。山本惺君(8)は「体の力を抜いてみたら、ぷかんと浮かぶことができた」とうれしそうだった。SUPコーナーでは、経験のある子どもたちが「パドルを左右にこぐと前に進むよ」と、初挑戦の親にアドバイスしていた。
3回目の体験会は9月20日、高浜町和田の若狭和田ビーチで開かれる。