9月4日開幕の奥能登国際芸術祭2020+(北國新聞社特別協力)を控え、奥能登広域圏事務組合珠洲消防署は30日、同署大谷分署で、芸術祭に訪れた外国人旅行者の救急対応を想定した多言語通訳サービス活用訓練を実施した。
市国際交流員ハンソン・ロバート・デービッドさんを講師に、救急隊員はNTTの多言語通訳コールセンターとやりとりしながら、病状や既往歴などを確認し、搬送するまでの手順を確かめた。
デービッドさんは、外国人は日本語に不慣れな人もおり、「例えば『避難』は『逃げろ』に言い換えるなどやさしい日本語を使う工夫が必要だ」と語った。