公開準備が整い、4日の開幕を待つ漂着ごみを素材にした作品=珠洲市笹波町の海岸

公開準備が整い、4日の開幕を待つ漂着ごみを素材にした作品=珠洲市笹波町の海岸

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珠洲全域、アート空間 4日開幕・奥能登芸術祭 海岸に漂着ごみで作品

北國新聞(2021年9月3日)

 珠洲市全域を会場に4日開幕する奥能登国際芸術祭2020+(北國新聞社特別協力)は2日、市内各所で鑑賞客の受け入れ準備が進められた。会期中、新型コロナ対策として配布するQRコード付きリストバンドが仕上がり、実行委スタッフは「安心して鑑賞できる態勢で本番を迎えたい」と、開幕へ気持ちを高めた。

 リストバンドは今回から導入された。鑑賞受け付けと体調確認のために設ける検温スポットで配布し、スマートフォンや受付用紙に記入して登録した情報と連携させる。

 万が一、新型コロナ感染者が発生した際の接触者や行動履歴を追跡できる。来場者の実数を正確に把握できることから、運営の改善にも役立てる。

 検温スポットは12日までは、スズ・シアター・ミュージアム「光の方舟(はこぶね)」(大谷町)、さいはてのキャバレー(飯田町)の2カ所に設けられる。

 53組の芸術家の作品展示準備が整い、珠洲市笹波町の海岸にも漂着ごみを素材にしたアートが出現した。会期は10月24日まで。

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