秋の気配漂う福井県坂井市三国町の加戸・公園台コミュニティセンターの畑で、定番の黄色をはじめ、白やレモン、赤茶色など30種類の彩りあふれるヒマワリがひっそりと咲いている。
白の花びらで中央部が黒や黄色だったり、花びらが丸く、短かったりと"変わり種"を集めたヒマワリ畑。中には背丈が2メートルを超える花や、花びらの4分の1だけが変色している目を引く品種があり、初秋の風に揺らいでいる。
加戸・公園台地区まちづくり協議会が地域のにぎわい創出を目的に、3年前から200平方メートルの畑で取り組んでいる。真夏のヒマワリ畑は一般的。遅咲きの秋口に多種を花咲かせることで差別化を図っている。
センター長は「個性豊かなヒマワリばかり。お気に入りの花が見つかるかも」と話している。今後、1週間程度楽しめるという。