「カナザワ映画祭」(北國新聞社後援)は18日、金沢21世紀美術館で3日間の日程で開幕した。映画祭では「期待の新人監督」として全国から応募のあった自主映画83作から選考された11作を上映し、最終日にグランプリを決定する。
初日は、井坂優介監督の「シャーマンの娘」やMELIA監督の「体験型ツアー」など自主映画5作品を含む6作品が上映され、約200人が観賞した。
グランプリに選ばれた監督は、来年のタテマチ屋上映画祭で作品を上映する。今年は「観客賞」を新設し、作品の宣伝に力を入れ、観客を多く集めた監督に授与する。
関連イベントの「タテマチ屋上映画祭」は18日、最終日を迎え、昨年のカナザワ映画祭でグランプリを獲得した保谷聖耀(せいよう)監督(京大4年)の「宇宙人の画家」が上映された。金沢、加賀でロケを行い、地元の子どもが出演した。