輪島市の国名勝「白米(しろよね)千枚田」で19日、オーナー会員の稲刈りが行われ、県内外の会員約140人が潮風を受けながら、自然の魅力を体感した。
参加者は地元の耕作ボランティア団体「白米千枚田愛耕会」の指導を受け、丁寧に稲を刈り取った。稲刈りを終えた後、千枚田で収穫した新米のおにぎりと輪島ふぐのみそ汁を味わった。
オーナー会員の会社員鈴木和弘さん(58)=東京都=は「千枚田での稲刈りは今年で5年目。この景色が大好きで、地域の皆さんとの交流も大切に自然に感謝したい」と話した。本年度のオーナー会員は209組で過去最高となった。2日間の日程で、20日はボランティアによる稲刈りも行われる。