世界アルツハイマーデーの9月21日、福井県鯖江市は西山公園噴水前広場に廃油キャンドル500個を並べた。シンボルカラーのオレンジ色に彩り、市民らの認知症に対する理解促進を図った。
午後6時前から市職員がキャンドルに火をともすと、噴水前には、認知症サポーターの証し「オレンジリング」をイメージさせる3列の輪が描かれた。
今月1日からライトアップしている噴水とともに広場は温かみのある雰囲気に包まれ、お母さんと訪れた男児(4)は「ろうそくがたくさん光ってきれい」と見入っていた。
キャンドルは21日のみ。噴水とつつじ通りに架かる西山橋は、30日までライトアップする。