100号を超える大作などが並ぶ敦賀美術作家協会展=10月6日、福井県敦賀市プラザ萬象

100号を超える大作などが並ぶ敦賀美術作家協会展=10月6日、福井県敦賀市プラザ萬象

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敦賀美術作家協会展が開幕 大作中心、個性豊かな18点

福井新聞(2021年10月7日)

 第25回敦賀美術作家協会展(福井新聞社後援)が10月6日、福井県敦賀市プラザ萬象で始まった。100号を超える大作を中心に、個性豊かな抽象画や現代アートなど18点が並んでいる。10日まで。

 同協会が主催。敦賀市などの会員17人が出品している。白と黒の対比が目を引く会長の作品は、障子の建具に取り付けたベニヤ板に書道の書き損じやペットボトルのキャップを貼り付けたリサイクルアート。もらいものやごみだけで制作し、環境を守る重要性を訴えている。

 会員の男性のアクリル画は大阪のビル街を上から見下ろす視点で描写。あせた色を使い、ビル街の冷たい雰囲気を醸し出している。

 このほか、ルーマニア出身の会員による個展も同時開催。ルーマニア語で詩やおまじないを書き詰めて模様を描いた水彩画など38点を展示している。

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