福井県鯖江市中心市街地のにぎわい創出を目指し、住民有志が企画する名物骨董(こっとう)市「誠市」は10月10日、鯖江市本町3丁目の本山誠照寺境内で開かれた。コロナ禍で昨年11月から実施しておらず約1年ぶりの再開。品定めする大勢の市民で境内は久々に活気づいた。
骨董品をはじめ古着販売、地場産野菜、飲食など県内から出展した23ブースが軒を連ねた。午前6時の開始直後から大勢の市民が訪れ、骨董品目当てに毎回のように訪れるという福井市の60代女性は「再開を待っていた。久しぶりに来ることができうれしい」と喜び、お盆を購入した。
誠市は2005年に始まり、通常毎月第2日曜に開かれている。次回は11月14日開催予定。