寺を中心としたまちづくりに取り組む富山県南砺市井波地域の市民団体「テラまちコネクト」(齊藤優華代表)の交流拠点「テラまち雑貨店」が10日、井波別院瑞泉寺内の旧売店を改修しプレオープンした。来春の本格稼働を目指す。
テラまちコネクトは昨年4月に設立し、井波地域の住民ら有志約20人でつくる。これまでに瑞泉寺の歴史を紹介する絵本や手ぬぐい、数珠のアクセサリーを商品化している。
10日は、齊藤さんらが絵本や手ぬぐいなどを販売した。訪れた人に「山を語るイベントを」「朝ヨガがしたい」など付せんに店への要望や企画して欲しいことを書いてもらった。
今後は、児童館やサロンのように幅広い世代が集まるための企画も準備していく。齊藤代表は「販売商品を徐々に増やし、気軽に子育てママたちが交流できる場も提供していきたい」と話している。