地元住民らを招待したプレオープンイベント

地元住民らを招待したプレオープンイベント

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水橋の魚、食べに来て 漁民合同組合の若手漁師、住民ら招き試食会

北日本新聞(2021年10月19日)

 富山市の水橋漁民合同組合に所属する若手漁師3人が設立した合同会社「遊水会」(安倍久智代表)は20日、レストラン「水橋食堂 漁夫(ぎょふ)」を水橋辻ヶ堂にオープンする。地元で水揚げされた魚を使った料理を提供し、魅力を発信する。18日はプレオープンイベントとして地元住民らを招き、試食会を行った。

 食堂は、とやま市漁業協同組合の旧水橋支所の空き事務所を改装して開いた。カウンターとテーブルの計32席あり、目の前の水橋漁港で水揚げしたばかりの魚を中心に、富山湾の魚料理を用意する。

 メニューは、海鮮丼をひつまぶし風にして味わえる「ひつまぶし御膳」(並盛り2千円)や、サイズが小さく市場に出回らない「未利用魚」を使った漁師鍋(600円)、海鮮丼をパフェのように盛り付けた「海鮮パフェ」(1900円)など。

 この日はオープンに協力した地元住民や漁業関係者らを招待し、昼の部と夜の部合わせて130人以上が訪れた。滑川市の男性会社員(42)は「とてもおいしかった。近くに水橋の魚を気軽に食べられる店はあまりなかったので、また来たい」と話した。安倍代表(41)は「漁業を身近に感じてもらえる地域の交流の場にしたい」と話す。

 食堂の営業はランチが午前11時~午後3時、ディナーが午後5時~同9時。月曜定休。

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