福井県鯖江市の日野川で、「冬の使者」と呼ばれるコハクチョウの飛来が10月19日、確認された。4羽が悠々と羽を繕ったり餌をついばんだりし、北からの旅の疲れを癒やしている。
同日午前10時すぎ、近くの日野川緑地公園でマレットゴルフをしていた男性が見つけた。日野川には今季初の飛来だという。県内では今月6日、あわら市の北潟湖近くの田んぼでも確認されている。
コハクチョウはシベリアなどで繁殖。毎年10月ごろに越冬のため南下する。男性は「数日前から急に寒くなった。いよいよ冬が来たなという感じ」と話していた。