23日に南砺市福野文化創造センターで開幕するワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2021」に向け、実行委員会(橋本正俊委員長)は21日、南砺福野高校合唱部がアイヌ民謡を歌う映像を同校で撮影した。
実行委は23、24日の会期中、事前収録した映像を交えて公演の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信する。新型コロナウイルス下における新しい開催方式の一環で、合唱部の映像も配信に盛り込む。
同校の国指定重要文化財「巌浄閣」で、カメラ3台を使い撮影した。1、2年生の全部員7人が参加。アイヌ民謡のグループ「マレウレウ」メンバー、マユンキキさんのアドバイスを受け、手をたたいてリズムを取りながら2曲を歌った。
スキヤキプロデューサーで福野文化創造センター館長代理のリバレ・ニコラさんは「世界と南砺の文化が詰まった美しい映像になっている」と話した。
今年は2日間で国内在住アーティスト6組が出演する。生配信は23日午後2時~同9時、24日正午~午後6時に行う。北日本新聞社共催。