５カ国の作家８人が多彩な作品を出展する「第７回観自庵国際アート展」が１０月２７～３１日、福井県高浜町高野などで開かれる。３０、３１日には、同町中山の五色山公園でワークショップ、講演があり、参加を募っている。アート展は入場無料。

　高野区を人が集う場所にしようと、「ふくいの伝統的民家」に認定されている観自庵を拠点に２０１４年から始まった。日本、韓国、チェコ、アメリカ、イギリスの作家が絵画、書、写真、彫刻、現代アートなどを出品する。

　作家とのワークショップの参加費は各５００円。韓国出身の造形作家、金明姫（キムミョンヒ）さんの「海からのメッセージ、海へのメッセージ」は３０日午前１０時から。石と和紙で絵を描き手紙を書く。同午後１時からはチェコ出身の写真作家、シュヴァーム・トムさんと、太陽の光で被写体を写し取るサイアノタイプ（青写真）を体験する。３１日午後１時からは造形作家、松浦つかささんの「絵を描いてＴシャツを作ろう！」がある。

　講演は３１日午後４時から。アメリカ出身の写真家、エバレット・ケネディ・ブラウンさんが「京の玄関先、福井」をテーマに話す。入場無料で申し込みが必要。

　問い合わせ、申し込みは高浜まちづくりネットワーク（土曜休館）＝電話０７７０（７２）２７４０。