31日に迫った第7回金沢マラソンを前に、金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで29日、出場者の受け付けが始まった。隣接する金沢駅もてなしドーム地下広場では歓迎イベント「もてなしメッセ」が開かれ、ナンバーカードやプログラムを受け取ったランナーたちは「待ちに待った」と2年ぶりの大会に向けて士気を高めた。
出場者は午後2時の受け付け開始から続々と訪れ、消毒や検温をした後に手続きを済ませた。金沢市諸江町の主婦末友千夏さん(46)は、「コロナで県外大会の出場を控えていたので本当に楽しみ」と笑顔を見せた。
もてなしメッセでは、協賛企業など23団体が血管年齢の測定や観光案内などのブースを開いた。大型モニターで応援メッセージや動画を映す「リモート応援」の入力と撮影コーナーには選手の家族らが集まった。
金沢マラソンは県や市、北國新聞社などでつくる組織委員会が主催する。