福井県越前市のたけふ菊人形まつり実行委員会は６、７の両日、老朽化のため１１月末で運行終了する越前市武生中央公園の大観覧車で特別企画を行う。ゴンドラの窓に絵を描いたり、メッセージカードを書いたりしてもらい、思い出を残してもらう。

　大観覧車は１９７８年にたけふ菊人形の目玉遊具として誕生。４３年間運行し世代を超え親しまれてきた。

　特別企画は三つ。水性ペンでゴンドラの窓に絵を描く「あおぞららくがき」、大観覧車付近の地面にチョークでお絵かきを楽しむ「ちきゅうらくがき」、一緒に観覧車に乗った家族や恋人にあててカードにメッセージを書き、ゴンドラ内につるす「ラストメッセージ」がある。

　実行委員は「最後は温かく楽しい思い出をつくってほしい」と話している。

　参加には大観覧車の遊具券（３００円）が必要。午前９時～午後５時。問い合わせはたけふ菊人形事務局＝電話０７７８（２１）０１７５。