山田店主が考案した「南砺里芋ラーメン」

山田店主が考案した「南砺里芋ラーメン」

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なんと!里芋ラーメン 地産の規格外品活用

北日本新聞(2021年11月18日)

 南砺市の新たな名物にしようと、JR福野駅前の居酒屋「粋正(すいしょう)」(同市福野)の山田正人店主(42)が、地元産のサトイモを使った「南砺里芋ラーメン」を考案した。材料の一部に傷がつくなどして出荷できない規格外品を使い、食品ロス削減にもつなげる。

 地元の食材を活用した新しいメニューをつくろうと企画した。9月にひょう被害に遭った福野、井波両地域の生産者を応援する気持ちも込めた。

 粘りの強い品種「大和」を使った。ジューサーでペースト状にし、塩味のスープに混ぜた。サトイモの粘りと甘みが引き立つように分量を工夫した。13日から販売している。

 スライスしたサトイモを揚げたチップスも添え、価格は800円。季節限定で来年4月ごろまで販売する。山田店主は「新型コロナウイルス禍で、何かに挑戦したくて試作を始めた。サトイモの新しい食べ方として多くの人に味わってほしい」と話している。

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