国内外の風景画が楽しめる湯淺さんの作品展=福井県高浜町宮崎のギャラリー風来

国内外の風景画が楽しめる湯淺さんの作品展=福井県高浜町宮崎のギャラリー風来

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高浜町の洋画家、湯淺廸哉さんが地元で展示会 「示現会」会員、ギャラリー風来で11月21日まで

福井新聞(2021年11月18日)

 福井県高浜町の洋画家、湯淺廸哉(みちや)さんの作品展が11月21日まで、同町宮崎のギャラリー風来で開かれている。地元の大祭「高浜七年祭」や小浜の古い町並みに始まり、東北や阿蘇山、パリや中国など、これまで訪れた国内外の風景画を一堂に展示しており、作品を通し各地を旅しているような気分が楽しめる。

 湯淺さんは具象絵画団体「示現会」の会員で、2017年には日展会友に推挙された。80歳を迎えたのを機に作品展を企画した。

 七年祭の水彩画は曳山(ひきやま)が並びにぎわう様子を描いた。小浜市の三丁町、名勝蘇洞門、三方五湖など県内の風景のほか、噴煙を上げる阿蘇山、福岡県のレトロな門司港駅の水彩画もある。中国で川下りした時の風景をスケッチブック2冊にまとめた作品は、上流から下流まで絵が全てつながった労作だ。

 湯淺さんは「ここに居ながらにしていろんな風景を見ることができる。旅先で走り書きした絵を楽しんで」と話している。午前9時~午後5時開館。問い合わせは同ギャラリー=電話0770(72)0203。

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