いしかわ動物園(能美市)で23日、カピバラ専用の「カピバラ湯」が始まり、2頭が気持ち良さそうにゆず湯を楽しむ姿が来場者を和ませた。
辰口温泉観光協会が源泉水、市観光物産協会が国造ゆず20キロを提供した。深さ40センチの岩風呂に35度の湯が張られ、職員がゆず10個を浮かべた。宮竹保育園の園児13人と家族が招待され、雌のリンとシータが湯につかると歓声が起こった。風呂の前面はガラス張りで水中の様子も観察できる。
本多昊くん(6)は「お風呂の中でしゃがんでいる姿が見られて楽しかった」と話した。
「カピバラ湯」は来年4月上旬ごろまで午前11時~午後2時に実施する。ゆず以外を浮かべる「変わり湯」も今後行う。