自分たちで育て収穫した口名田産米や自然豊かな地域の魅力をアピールしようと、福井県小浜市口名田小児童は11月29日、道の駅「若狭おばま」(同市和久里)と若狭フィッシャーマンズ・ワーフ(同市川崎1丁目)でハナエチゼンなどを無料配布した。
同校では、総合的な学習の一環として例年児童が田植えから収穫までを体験。収穫米を地域の祭りで提供してきた。コロナ禍で祭りが2年連続中止となり、多くの人に収穫米と地域の魅力をアピールしようと初めて企画。5年生児童19人がハナエチゼン1合と手作りのチラシやクリアファイル100セットを用意した。
道の駅では、児童が「いらっしゃいませー」「お米配ってまーす」と観光客らに声を掛けた。男子児童は「自然豊かな口名田で採れたコメを味わってほしい」と話していた。