見物客を魅了する2基の曳山=能登町宇出津

見物客を魅了する2基の曳山=能登町宇出津

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曳山3年ぶり練る 石川県能登・宇出津

北國新聞(2022年4月17日)

 能登町宇出津の曳山祭(ひきやままつり)は16日始まり、白山、酒垂(さかたる)の両神社の氏子が3年ぶりに曳山2基を引き回し、木遣(や)り唄や「チョーサーヤー」の掛け声を響き渡らせた。

 高さ約6メートルの曳山を飾る人形は毎年新調され、今年は白山曳山が神話の「素戔嗚尊(すさのおのみこと) 八岐大蛇(やまたのおろち)」、酒垂(さかたる)曳山は「桶狭間の戦い」を題材にした。

 曳山は子どもを乗せて白山神社、酒垂神社御旅所(おたびしょ)をそれぞれ出発し、氏子が掛け声に合わせて綱を引いた。午後4時半ごろに町商工会館前に2基がそろうと、記念撮影する見物客が相次いだ。

 祭りは約500年前、能登守護だった畠山氏が五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、神事を行った際の出し物とされる。曳山の巡行は新型コロナのため2年連続で取りやめていた。最終日の17日も曳山が練り歩く。

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