小松市で5月13~15日に行われるお旅まつりで、曳山(ひきやま)子供歌舞伎を上演する寺町は24日、同町の真宗大谷派小松本覚寺で稽古始め式を行い、町民ら約50人が子供役者6人の熱演に期待を込めた。
小林竹次町内会長があいさつし、演技指導を行う市川団四郎さんが「(既に始まっている)稽古で、子どもらは元気よくせりふを発し、一生懸命取り組んでいるので、楽しみにしてほしい」と話した。
6人は劇中のせりふや演技を一部披露し、練習の成果を示した。荒垣瑠那さん(芦城小5年)は「本番までにしっかり仕上げたい」と意欲を語った。