富山県黒部市宇奈月温泉のホテル黒部は、7千本のチューリップを用いた花絵を完成させ、玄関前に飾った。
1978年から毎年この時期に、従業員が力を合わせて作っている。今回は高さ1・8メートル、幅3・6メートルで、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車と温泉マークを表現した。
朝日町の農家から特別に許可を得て摘み取り、ピンク、赤、黄、紫と、白とピンクが交じった5色の花を使った。女将(おかみ)の中島ルミ子さんは「明るい気持ちになってもらえたらいい。ぜひ見に来てほしい」と話している。来月2日ごろまで楽しめるという。