幕末から平成までの五月人形が並ぶ会場

幕末から平成までの五月人形が並ぶ会場

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歴史感じる五月人形 佛照寺、幕末からの13点展示

北日本新聞(2022年5月12日)

 富山市高屋敷の浄土真宗本願寺派佛照寺(若杉円美住職)で、五月人形展が開かれ、幕末から平成までの歴史を感じさせる13点が並んでいる。31日まで。

 伝統文化に触れる機会を設けようと企画した。毎年3月、ひな祭り展を開いているが、五月人形展は初めて。

 若杉住職が、京都で人形を集めた。三種の神器である勾玉(まがたま)、剣、鏡を身に着けた神武天皇、鎧(よろい)をまとった豊臣秀吉のほか、愛らしい表情の御所人形、江戸時代のびょうぶなどが並ぶ。若杉住職は「日本人が昔から大切にしてきた心を感じてほしい」としている。

 午前10時から午後4時まで。入場料は2千円。お茶と菓子が提供され、ウニクラゲのかきもちやゼリーの土産品が付く。訪問する際は同寺への事前連絡が必要で、電話076(424)7288。

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