ころ柿の原料となる最勝柿のつぼみを確認する参加者=志賀町安津見西山

ころ柿の原料となる最勝柿のつぼみを確認する参加者=志賀町安津見西山

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志賀・ころ柿 原料の最勝柿、生育順調 つぼみ摘み確認

北國新聞(2022年5月18日)

JA志賀と県羽咋農林事務所のころ柿講習会は17日、志賀町安津見(あづみ)西山の畑で行われ、生産者約40人が、原料となる最勝柿(さいしょうがき)の木の余分なつぼみの摘み取り方を確認した。昨年度のころ柿の出荷量は霜の被害で例年の5割程度という大不作だったが、今年は天候に恵まれて順調に生育しており、生産者は秋の収穫に期待を寄せた。

 つぼみを摘む摘蕾(てきらい)作業は、つぼみ数を調整することで落果を防ぎ、実を適度な大きさにするのが目的で、6月上旬までに行われる。講習会では、県職員が樹勢を見ながら、つぼみを残す判断基準を説明し、カキ炭疽(たんそ)病や害虫の防除徹底も呼び掛けた。JA志賀ころ柿部会の新明侃二(しんめいかんじ)部会長(77)は「カキがこのまま順調に育ってほしい」と願った。

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