優美な紫のハナショウブを見ながら散策する園児=県民公園頼成の森

優美な紫のハナショウブを見ながら散策する園児=県民公園頼成の森

富山県 砺波・南砺・五箇山 花・紅葉

優美な紫 砺波で花しょうぶ祭り開幕

北日本新聞(2022年6月11日)

 北陸最大級の600品種70万株が咲く「花しょうぶ祭り」が10日、富山県砺波市の県民公園頼成の森で始まった。紫や白の優美な花が水生植物園6ヘクタールを彩る。19日まで。

 実行委員会によると、今月上旬に気温の低い日が続いて開花が遅れ、現在咲いているのは2割。17日ごろに見頃を迎える。10日に早速訪れた人は「紫色の花がきれい」などと話して観賞したり、写真を撮ったりして散策を楽しんでいた。

 開園式で実行委の五島辰夫会長があいさつ。夏野修市長や川辺一彦市議会議長らが祝辞を述べ、テープカットした。般若幼稚園の園児10人が元気に踊りを披露し、会場を盛り上げた。

 祭りを長年支えた職員の表彰もあり、25年間、期間雇用職員として遊歩道の掃除や祭りの準備に携わってきた北井桂子さん(76)に表彰状を贈った。

 会期中、クイズラリーや写真コンテストなどのイベントを行う。入園無料。

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