福井県内外のアマチュア落語家でつくる団体「落語月の会」による公演が7月2日、福井市のフェニックス・プラザで開かれる。葵亭真月さんら個性光る6人が、それぞれ磨いた話芸を披露する。
瓢家萬月(ひさごやまんげつ)として活躍する鳴尾さんが、同会のメンバーや活動を物語に仕立てた小説を昨年11月に出版。今回はその記念公演と銘打ち、落語会を企画した。
本の中では、6人が月の会に入ったいきさつや、事件、活動などが紹介されている。公演でも小説になぞらえて、立山笑月さんは創作落語「親の顔」を行うなど、登場するそれぞれが物語の中で行っている演目を実演する予定。
午後1時半開場、午後2時開演。チケットは全席指定で2千円。問い合わせは福井街角放送=電話0776(20)1111。