「第57回戸出七夕まつり」が3日、高岡市戸出地区で開幕する。今年は規模を縮小して3年ぶりの開催となり、2日は最終準備に励む地元住民や通りを彩る七夕飾りに見入る人の姿が見られた。
この日は住民が家々の前で飾りつけやテントなどの設置に汗を流していた。同市北町の清水慶子さん(73)は、自宅前で竹にちょうちんや短冊などを家族と飾り「久しぶりに飾りつけをしている。見に来てくれる人に楽しんでもらいたい」と話した。
戸出七夕まつりは7日まで。今年は自治体や団体などが例年手掛ける17メートル以上の大型七夕は飾らず、コンテストや民謡踊り街流しの実施を見送る。期間中は午後2~同9時まで一部県道と市道が歩行者天国となる。3~5日はコロナ前の半分程度に当たる約60店の露店が並ぶ。同まつりは北日本新聞社協賛。