プロジェクト「燈の守り人」をPRする柴田さん(右から3人目)=高岡市役所

プロジェクト「燈の守り人」をPRする柴田さん(右から3人目)=高岡市役所

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キャラクター化しPR 伏木・岩崎ノ鼻灯

北日本新聞(2022年7月7日)

 地域の灯台の魅力を発信する「全国灯台文化価値創造フォーラム」は、富山県高岡市伏木国分の岩崎ノ鼻灯台をイメージしたキャラクターを製作した。交易で栄えた伏木地区の歴史や同灯台周辺の景色を表現した。

 「燈(あかり)の守(も)り人」と銘打ち、全国の灯台をキャラクター化する企画の一環。日本財団「海と日本プロジェクト」の助成を受けて昨年から始め、現在40基のキャラクターが誕生している。

 岩崎ノ鼻灯台は桜の灯台として知られ、1951年に点灯した。同灯台のキャラクターは商才あふれる廻船問屋の主人という設定。伏木で盛んだった交易や銅瓶の形をした武器、桜を描いた衣装などを盛り込んだ。声優によるボイスドラマや縦読み漫画に活用する。

 「燈の守り人」製作委員会プロデューサーの柴田英知さん(44)が6日、市役所を訪れ、角田悠紀市長にキャラクターを贈った。

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